2009年2月17日火曜日

まずは自己紹介から。

このブログでは、研究のトピックスから科学技術政策といったことまでの研究に関わる諸々のことを取り上げる予定です。
特に、脳神経科学が中心となるかと思いますが、それ以外も幅広く取り上げていきたいと思っています。

といって何から始めればよいかよく分かりませんので、まずは自己紹介から。

私のキャリアは割と変わっていて、また、かなりいろいろなところを移ってきました。
元々大学では、生物学科で研究室は分子生理学教室。
もう25年前になりますが、細胞内の酵素活性のキネティックに手を出して、今から思えばシステム生物学的なところでもあったように思えます。
昔の酵素のキネティックス研究と昨今のシステム生物学は似たところがあり、同じような危うさも持っていると常々思っています。
これはまた、そのうち話題にするでしょう。

と、このペースでは話は終わらないので、簡単に略歴(遍歴)を書いておきます。
1986年大阪大学理学部生物学科卒
91年同理学研究科生理学専攻修了(理学博士)
91年三菱化学生命科学研究所特別研究員
93年早稲田大学人間総 合研究センター助手
97年長崎大学薬学部助教授
04年科学技術振興機構研究開発戦略センターフェロー
08年自然科学研究機構生理学研究所特任教授

博士課程の途中から2年間は三菱化学生命科学研究所(もうじき無くなってしまいます)で特別研究生として実際には研究を行っていました。
国立大学から、株式会社(一応)、私立大学、国立大学、独法(プログラムオフィサー)、大学共同利用機関法人と移ってきたことになります。

一番大きな転換期は、アカデミアから科学技術政策の企画・立案の世界に入ってきたことでしょう。
こういったキャリアですので、多少は人とも違ったコメントを残せるのではと思っています。
これから、すこしづつそのあたりを書いていきますので、よろしくお願いします。

1 件のコメント:

吉田明@多次元 さんのコメント...

ある方から以前指摘されていましたが、この自己紹介には重要な情報が抜けていました。

私の名前は、吉田明と申します。

記入者のところに名前は出ていますが、確かに自己紹介文の中に名前が出ていませんでした。

ということでコメントとして付け加えておきます。